みやた形成外科・皮ふクリニック ロゴ

たるみ・ほくろ・シミ・ソバカス・シワ・毛穴・脱毛・入れ墨・部分やせ・ニキビ跡のレーザーから手術に至るまで専門医が責任を持って治療するクリニック

たるみ・ほくろ・シミ・ソバカス・シワ・毛穴・脱毛・入れ墨・部分やせ・ニキビ跡のレーザーから手術に至るまで専門医が責任を持って治療するクリニック

東京都港区⻄新橋2-6-2 ザイマックス⻄新橋ビル5階

初診専用
03-3507-0480
再診・お問合せ
03-5510-3931

診療時間 表

完全予約制

※キャンセルポリシー

ほくろ除去

顔に「ほくろ」があることで嫌な思いをしたり、他人の視線を感じたり、またほくろの数が増えてく、大きくなっていくなど、悩みを持つ人は少なくありません。でも、ほくろ除去は怖い、病院に行くなんて緊張する…などと躊躇している方も多いと思います。また失敗したらどうしよう…と不安を抱く人もいるでしょう。

当院にもほくろ除去について毎日のように相談が寄せられます。そして毎日何人もの人のほくろを除去しています。
ほくろの悩みを持つ方に、ほくろ除去に対して専門性をもって治療している当院の治療方法等について解説します。

ほくろとは?

ほくろとは?

ほくろとは、メラニン色素を産生ずる細胞が増殖したもので、一種の良性腫瘍です。黒子、色素性母斑、母斑細胞性母斑等と称されます。

ほくろは生まれつきのものもありますが、幼少期から徐々に大きくなったり、成人以降にも発生します(大人になってから発生したら全てシミだと思っている人もいますが、ほくろの場合もあります)。多くの場合は平坦で茶色〜黒色、時に青い色をしています。ほくろのメラニン産生細胞の数が多いと盛り上がったりすることもあります。一般に「いぼ」と称している無色のものでも、メラニンをあまり含まない細胞が増殖しているものもあり、多種多様です。

日焼けやニキビなどの炎症、その他様々な刺激で大きくなることもあります。見えないレベルで存在して、これら炎症を契機に肉眼で見えるようなサイズになるなんてこともあります。

気になるほくろは除去することができる

ほくろに関してはほとんどの場合は美容的な理由で治療となります。
美容医療が一般化した現在、ほくろの治療は我々が日常で最もよくおこなう治療の一つです。
但し、腫瘍であるがゆえに、まれに悪性のものもあります。しかし悪性のほくろは他の癌と比べて日本人には多くありません。あまり神経質になることはありませんが、治療をする際には、拡大鏡などを含めて医師がしっかりと診察し、良性と判断しなければいけません。無条件に大丈夫と言えるものではありません。

治療に際しては、良性と診断した場合にはざまざまな方法で対処できます。
メスによる切除縫合、くり抜き法、電気分解法、レーザー治療などの方法があります。

切除縫合

メスを用いてほくろを切り取り、糸で縫合して傷をふさぎます。保険適応で治療可能な場合がほとんどです。線状の傷跡が残ることが最大の欠点ですが、悪性の疑いがある場合などではまず第一に選択するべき方法です。

くり抜き法

サイズがあまり大きくないほくろの場合、パンチ状にほくろの大きさにくりぬいて、場合によって1〜2針縫合して、傷が自然治癒するのを待つ方法です。

電気分解法

電気メスを用いて、ほくろを除去します。強い熱が周囲に伝わりやすいので熟練の技術が必要ですが。それでも結果に個人差が大きく、今では古典的な方法となっています。

レーザー治療

現在美容医療で主流の方法です。長期的な再発などのリスクはありますので良性の診断を受けたものに限られますが、最も綺麗に仕上がります。
但し大きさや深さなど様々な条件によっては適しない場合もあります。

ほくろ除去の「痛み」について

ほくろは良性の腫瘍であり、除去の際には物理的に細胞を破壊する必要があります。メスによる手術の場合には麻酔は必須です。レーザー治療においても、組織を蒸散させる作用を持つ炭酸ガスレーザー治療では痛みを伴いますので、ある程度のサイズ以上ですと麻酔の注射を実施します。ほんの数秒の我慢です。ほくろの部分にだけ皮膚に麻酔を行います。むしろ麻酔をしないほど痛みを伴わないレーザー治療の場合には、細胞を破壊する力が不十分で、容易に再発をしてしまう可能性があります。麻酔に用いる針は通常の採血など一般医療において用いる針などに比較して遙かに細く、痛みを最小限にします。

「大きいほくろ」の除去について

一般的にほくろが大きい場合にはメスによる治療を勧められることが多いと思います。5ミリを超えるようなほくろの場合には無条件に手術となることもあるようです。旧式のレーザーでは綺麗に取れないと思いますが、スキャナ付きの最新型レーザーでは、隆起を伴う大きなほくろでさえも治療が可能です。しかし無条件にすべてのほくろに対してレーザー治療ができるわけではありません。ほくろの詳細を拡大鏡(ダーモスコープ)で確認し、医学的に悪性のリスクがほぼないと判断した場合にレーザーで治療を行っています。美容とは言え医療行為です。

背中など「部位」によるほくろ除去の違い

ほくろの治療において気をつけなければいけないのが手や足という部位に関わるものです。この部位は日本人においては悪性のほくろ発生率が高い部位です。安易にレーザー治療することは避ける必要があります。当院では手のひらと足の裏に関しては慎重にダーモスコープで確認をしますが、原則レーザー治療を実施しません。
またメス、レーザーに限らず、ほくろの治療後に肩や胸などで傷跡が目立つ傾向にありますので慎重な対応を要します。ケロイドのようになることもあるので、適当に治療することは避けなければいけません。また肩や胸でなくとも、顔に比較して体や腕脚など他部位は治りが遅く、治療後も少し白くなることがあります。それを防ぐためにも高性能のスキャナ付き炭酸ガスレーザーと色素を破壊するレーザーを併用するコンビネーション治療をおこない、皮膚へのダメージを最小限にしています。ただし、ほくろの局在する深さや性状によっても異なりますので、事前に確認をしてそのリスクをお話しします。

ほくろ除去にオススメなのがレーザー治療

レーザー治療は美容目的の治療では最もお薦めする方法です。
ほくろ除去においてはほとんどの患者様は「見栄え」を気にして治療を望まれており、傷跡のことを優先するのであれば当然第一選択となります。

治療時間も短く、治療後の管理も楽です。
特に機器が最新のものであれば、より良い結果を得られやすく、当院でもほとんどの方はレーザー治療を希望されています。

当院のほくろ除去治療の特徴について

当院では、より良い結果を得るために複数のレーザーを用いる「コンビネーション治療」を実施しています。
皮膚を削る・蒸散する炭酸ガスレーザーだけでは時に凹みが残ることがありますし、色素を除去するルビーレーザーなどQスイッチレーザーだけでは取り切れない場合が多くあります。これらの欠点を克服するべく複数の機器を同日に併用していくのが「コンビネーション治療」です。

その最大のメリットは傷跡がより綺麗に仕上がるということです。回数が1回では済まないのが欠点ですが、一生生じる傷跡をより綺麗に仕上げることこそが美容医療の基本であり、当院では傷跡第一で治療を行っています

レーザーによるほくろ除去治療 治療前2
治療前
レーザーによるほくろ除去治療 治療直後
治療直後
レーザーによるほくろ除去治療 治療3ヶ月後
治療3ヶ月後

「ほくろ除去」に関するよくある質問

メスでの切除・くり抜きの方が優れていると聞きましたが本当ですか?
下手にレーザーを用いて凹みを残すくらいなら熟練したメスさばきでの治療の方が優れている場合もあります。しかし高性能な機器を複数用いるコンビネーションレーザー治療であれば、くり抜き法などに比べて最小限の傷跡で治癒が可能と考えます。
再発しないのはどの方法ですか?
メスによる治療です。悪性の疑いがある場合にはレーザーは禁忌です。傷跡を優先するならレーザー、取り切ることを優先するならメスによる治療となります。
悪性の場合はどうなるのでしょうか?
悪性であると施術前でも後でも判断されれば大きな病院への紹介、精査となります。個人のクリニックでの対応ができるのは悪性度の低いもの(基底細胞癌など)までです。
どのような方法で治療したらよいか分かりません。
診察の上で最適な治療法を説明します。ご本人が傷跡を綺麗にしたいのか、再発や悪性などを心配しているのかによって治療法は異なりますし、またほくろの性状によってはレーザー治療が不可能な場合もあります。ショッピングと異なり、医療行為です。ご本人の希望も重要ですが、医療として正しいことをする必要もあるのです。

トップへ戻る