みやた形成外科・皮ふクリニック ロゴ

たるみ・ほくろ・シミ・ソバカス・シワ・毛穴・脱毛・入れ墨・部分やせ・ニキビ跡のレーザーから手術に至るまで専門医が責任を持って治療するクリニック

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部分やせ痩身・脂肪細胞破壊の ウルトラアクセント

当院はウルトラアクセントの学会発表なども行っており、学術的にも脂肪細胞破壊を検討しております。

最新の部分痩身治療ウルトラアクセント(機器名アクセントウルトラ)は、超音波の波形のうち特殊な横波剪断波(SHEAR WAVE)を用いて、脂肪細胞膜を破壊する装置です。この原理は画期的であり、従来の脂肪溶解機器(キャビテーションやガス注入、エンダモロジー)、脂肪溶解注射などと大きく異なり、ウルトラアクセントは脂肪細胞を選択的に破壊します。

このウルトラアクセント、皮膚には一切傷をつけず、痛みもなく、効果を出すことができます。このように書くと魔法のような機械に思えるでしょうが、実際には体重を減らすようなダイエットマシンではありません。あくまで部分痩せ、スタイルを整える効果です。ジーンズからはみ出す脇腹のぜい肉、下腹のぽっこりした膨らみ、お尻のたるんだ脂肪、内股の擦れるようなもたつき等々、ある一定の範囲の脂肪を溶かす装置です。またメタボリックシンドロームのような内臓脂肪には全く効果はありません。皮下脂肪のみに作用します。
ご本人の生活習慣(食事・運動)が悪いと全てのダイエットと同じで効果は落ちることもご理解ください。

但し一旦破壊されると、脂肪細胞が縮むのではなく細胞数自体が減少するために、リバウンドはありません。メスを用いない脂肪吸引という広告が一時期流行りましたが、まさにそのような印象を持つ医療装置です。

部分やせの超音波機器ウルトラアクセント

当院では、アクセントウルトラ(施術名:ウルトラアクセント)に関して、海外での講演を含めいくつか発表をしており、製造元のアルマレーザーズ本社と緊密に連携し、より最新の手技を用いて現在可能な最大限の結果を出すよう努力しています。照射時間や手法、塗布するオイルの種類に至るまできちんとしないと、良い効果が出ないことも分かっており、その検討も常に行っています。
以下は代表的な講演です。

  • Nariaki Miyata
    Selective lipolysis by Accent Ultra : my personal experience and how to use in Japan.
    Alma lasers Korea international workshop, Seoul, 03 Oct 2010
  • 宮田成章
    様々な機器を用いたリジュビネーション〜Alma Lasers社製機器の評価〜
    第11回日本抗加齢医学会総会ランチョンセミナー、京都、2011年5月28日
  • 宮田成章
    新エネルギーソースを用いた部分痩身とrejuvenation〜超音波剪断波とRadiative RF〜
    第54回日本形成外科学会イブニングセミナー、徳島、2011年4月14日
  • 宮田成章
    高周波及び超音波せん断波を用いたリジュビネーション・痩身の基礎と臨床
    第1回美療アンチエイジング研究会、東京、2010年11月7日
  • 宮田成章
    超音波剪断波を用いた皮下脂肪細胞膜選択的破壊による痩身機器アクセントウルトラ
    第4回見た目のアンチエイジング研究会イブニングセミナー、東京、2010年11月6日
  • 宮田成章
    高密度焦点式超音波ウルセラシステムによるたるみ治療:基礎と臨床
    第15回日本抗加齢美容医療学会、東京、2010年9月5日

さて、そのウルトラアクセントの理論ですが、まず超音波というのは音波のうち人間が聞くことのできない高い周波数のものです。一般にその周波つまり波動には縦波と横波があります。
太鼓を叩くと太鼓の膜が空気を振動して音を伝える、こういったものが縦波といいます。音波の場合、通常は縦波(疎密波)の形態を持ちます。しかし固体の中でのみ音波はものを捻り切るような力を持つことができます。これは横波であり、ロープの端を持ってぶるんと振ったときのようなもので、そんな周期的うねりを持った波が横波:剪断波です。音波がこの性質を持つのは分子が硬く結合した固体中のみであり、液体は分子同士の結合がないため音波の横波を伝えることができません。
さて、この縦波(p波)と横波(s波)、これは地震では重要な意味を持ちます。まず最初にズドンという揺れ:p波が感じられたかと思うと、続いてぐらぐら揺れ出します。これがs波で、地震の主なエネルギーです。つまり物体を破壊する場合は縦波:p波よりも横波:s波の方が圧倒的に強いエネルギーを持つのです。そこでこの強いエネルギーである横波剪断波を用いて、超音波発振素子から皮膚を介して皮下脂肪へとエネルギーを与えるようにしたのがこのウルトラアクセントです。
そしてもう一つの理論、共振現象です。共振とはワイングラスを「声」で割る人がいるように、ある物質固有の振動を与えることでその振幅が増大、最後には破壊に至る現象です。脂肪細胞は皮膚の細胞や血管の細胞などに比較して非常に大きく、大半は液体である脂肪をため込んでいます。よって丁度ワイングラスが脂肪細胞膜になるとお考え下さい。ウルトラアクセントは、固体のみに伝わる剪断波を脂肪細胞膜の固有周波数にチューニングし、大きな振動を生じさせて細胞膜を破裂させます。ワイングラスは薄くて大きなものほど割れやすいと言いますが、体内ではまさに脂肪細胞がその形態なのです。つまり液体である脂肪そのものを破壊しようとする他の治療法と異なり、脂肪細胞膜という固体を破裂させることがウルトラアクセントの根本的な原理なのです。

ですから、通常の超音波のような振動や熱作用と異なり、この横波:剪断波を用いたウルトラアクセントは特異的に皮下脂肪を減らすことができます。
他の縦波(キャビテーションなど)を用いた機器で脂肪を大量に破壊しようとすると、前述の地震の説明のように物を破壊するエネルギーが弱いため、かなり高出力とならざるを得ず、表皮などにダメージが生じてしまうそうです。

実際の施術

ウルトラアクセントの施術は10X10センチの面積を1パーツとして、剪断波を照射します。ハンドピースの動かし方も特殊な手法になります。その後壊れた脂肪の吸収を促すため、リンパドレナージ効果とセルライト除去効果が高いテノールを数分照射していきます。よって1パーツ25分程度の施術となります。超音波を照射する時間が短いと効果も薄くなりますので、1パーツ15分以上は最低でも照射する必要があります。

ウルトラアクセントでどれだけのパーツを実施するかはご希望次第ですが、あまり大量の脂肪を破壊すると肝臓が代謝しきれず、他部位の脂肪細胞に取り込まれる可能性もあるでしょう。また安全面も考えると、4パーツ程度が限度でしょう(まだ詳細な報告はありません)。 通常1〜3週間毎に3回程度の施術で効果を得ますが、早い人は1回でも分かるようです。3〜6回程度の治療が目安です。但し1ヶ月程度は代謝に時間を要します。3回の効果というのは平均的には僅かな程度ですので、できれば6回以上の治療をお勧めします。

重要なことですが、機器で治療さえすれば効果が出るのではありません。魔法ではないのです。無駄な飲食や運動不足のまま治療をするよりも、これらも少し改めて頂いた方が効果が何倍にも上がります。この差は非常に大きいので、是非治療中は少し努力してください。無理な方にはACボディという強制的な運動マシンも用意しております。

治療前

部分やせ痩身・脂肪細胞破壊の ウルトラアクセント 治療前

当院モニターの症例です。

2回治療後

部分やせ痩身・脂肪細胞破壊の ウルトラアクセント 2回治療後

治療費は1パーツ(10×10センチ)で15000円+消費税としております。下腹部や腹部正中、大体内側でそれぞれ2パーツが目安です。詳細は治療前診察にて。


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