みやた形成外科・皮ふクリニック ロゴ

たるみ・ほくろ・シミ・ソバカス・シワ・毛穴・脱毛・入れ墨・部分やせ・ニキビ跡のレーザーから手術に至るまで専門医が責任を持って治療するクリニック

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部位別たるみ解説【頬のたるみによるほうれい線】

2. 頬のたるみによるほうれい線

原因

ほうれい線は局所的原因で凹んで生じたのではなく、その上方の皮膚と脂肪が一塊となって覆い被さって出来たくぼみです。我々はたるみというと皮膚のことばかりを気にしますが、実際には皮膚にくっついた脂肪、豚肉で言うところの背脂のような皮膚の直下にある浅層の皮下脂肪が一塊となって垂れ下がっていきます。この浅層皮下脂肪は顔面の所々で靱帯様の線維組織によって区切られています(compartment)。目の下の斜め線(通称ゴルゴ線)などと同じく、ほうれい線もそんな中の一つであり、垂れ下がった脂肪はほうれい線上でせき止められて、のしかかっているのです。試しに上を向いて手鏡で顔を見てください。その後徐々に正面に戻るように顔の向きを変えていくと少しずつほうれい線が出てくる、少しずつ年を取った顔になっていきます。

適した治療方法について

ほうれい線上方の頬部脂肪や皮膚が覆い被さっているわけですから、これら浅層の脂肪や皮膚を持ち上げていくことが最良の手段です。機器による引き上げ効果があれば簡単で良いのですが、顔の中央部は機器による変化が非常に乏しい部位です。そのため、物理的に引き上げる手段としてはウルトラVリフトという糸を用います。非常に細くて引っかかりのない吸収性の糸をピンのように用いて、浅い層の脂肪を持ち上げた状態で深い層の脂肪に固定していきます。ずり落ちた浅い層の脂肪を本来の位置に戻すというコンセプトになります。また垂れ下がった脂肪の量そのものをコントロールするために、スムースライナーによって皮膚や脂肪を内部で焼灼して縮める手法もあります。
ただ、気軽に即時性の変化が欲しい場合には、やはりほうれい線そのものを注入剤で埋める手法を取ります。本質的な解決策・引き上げ治療ではありませんが、見た目上の変化は大きいものです。ヒアルロン酸やレディエッセの注入によって、自然で馴染んだ結果を出すことが可能です。


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