みやた形成外科・皮ふクリニック ロゴ

たるみ・ほくろ・シミ・ソバカス・シワ・毛穴・脱毛・入れ墨・部分やせ・ニキビ跡のレーザーから手術に至るまで専門医が責任を持って治療するクリニック

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ほうれい線や目の下のたるみにスムースリフト/スムースアイリフト

ほうれい線やマリオネットラインなど口周りのたるみ、目の下のたるみなどに有効なレーザーによる粘膜照射治療がスムースリフト、スムースアイリフトです。

この治療はFotona社のSP Dynamisという装置を用いておこないます。

SP Dynamis

最大の特徴は粘膜側からの照射です。
粘膜からEr:YAGレーザーという水分に吸収されやすい波長のレーザーを用いて、粘膜に熱作用を及ぼします。これによって、粘膜が強く収縮する、また質感が改善し張りを生じるというのが基本原理です。通常、水に吸収されやすい波長のレーザーは皮膚や粘膜が削られてしまう(蒸散)のですが、特殊なパルスとエネルギーを用いる事で、そのような状態に至らずに熱作用のみを生じさせます。
従来、ほうれい線や下まぶたのたるみに関しては機器治療の効果が弱く、なかなか結果が得られませんでした。
新しい技術であるEr:YAGレーザーによるSmooth modeを用いることで、ほうれい線、マリオネットラインや下まぶたの脂肪の飛び出している部分に粘膜側から照射し、粘膜固有層や支持組織に強い熱収縮を生じさせてたるみを改善します。
スムースリフトは口腔内の粘膜を照射します。

口腔内の粘膜を照射

スムースアイリフトは眼球上にプロテクタを装着したのちに、下まぶたの粘膜面(結膜)を照射します。

下まぶたの粘膜面(結膜)を照射

口腔内からの照射の場合には、粘膜側が収縮し、張る事によってほうれい線の裏からの支えができていき、粘膜と反対側にある皮膚側が押し上げられるように改善を得ます。
眼瞼の結膜の場合には粘膜の張りによって眼球とその周囲の構造物を支えるだけでなく、目の下の脂肪を包む隔膜にも熱を伝えて緩んだ目袋のもとを縮めます。
下の写真は牛のまぶた周囲を用いた実験結果です。粘膜の引き締めによって皮膚側まで引っ張られているのがわかります。

照射前・照射後

さらにNd:YAGレーザーという深部まで届く波長のレーザーを用いて、皮膚側からも熱を与えて、引き締めていきます。このサンドイッチ照射によって弛みを改善するのです。

サンドイッチ照射

サンドイッチ照射

サンドイッチ照射

施術は1〜2ヶ月間隔で3回を目安にして実施します。効果の自覚を得た以降は3〜6ヶ月ごとにメンテナンスとして1回の治療をおこないますが、基本的には本人が気になった時に繰り返す事で良いかと思います。
ただし、その効果はヒアルロン酸注入や手術と比較すると軽微です。
治療後は粘膜のただれが生じますので、下まぶたの場合は結膜炎のようになり、数日間目ヤニが出ます。口腔内はあまり違和感がないと思いますが、軽い炎症が生じるので熱いものや辛いものがしみたりします。皮膚側は特にダウンタイムはありません。
治療費はスムースリフトは1回5.5〜7.7万円(税込)、スムースアイリフトが3.3〜5.5万円(税込)です。

治療前・治療後

治療前・治療後

そして、皮膚の張り感をもっと強く得るために特殊なスキャナ(Tランナー)を用いて皮膚表面からのEr:YAGレーザー照射と口腔内照射とを組み合わせる手法もあります。
この場合の治療費は頬〜頸部で99,000円(税込)となります。

Tランナー

治療前・治療後

合併症としては、すべてのレーザーに共通ですが、まれに照射部の熱傷を生じるリスクがあります。

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