みやた形成外科・皮ふクリニック ロゴ

たるみ・ほくろ・シミ・ソバカス・シワ・毛穴・脱毛・入れ墨・部分やせ・ニキビ跡のレーザーから手術に至るまで専門医が責任を持って治療するクリニック

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ケミカルピーリングって安全?

ケミカルピーリングとは、酸を用いて皮膚の角質やにきびの目詰まりの元となる角栓を溶かしていくものです。肌の新陳代謝を促し、肌のきめを整え、くすみやちりめんじわ、にきびを改善します。

最近、ケミカルピーリングが危ないという記事が多数あるようです。患者さんにケミカルピーリングの話をすると、顔が真っ赤になって外に出られないとか、かさぶたができてひどいことになるとかいう心配をされます。

しかし、現在国内で主流のピーリングは非常に皮膚表面の浅い部分のみをピーリング(剥ぐ)もので、当院で治療した場合は、治療後すぐにお化粧もしていただきますし、全く問題なく生活できます。

では、どうしてそのような悪いイメージがあるのでしょうか。

2つの原因があります。

一つは、外国で実施されている白色人種向けの強いピーリングを国内でのピーリングと区別しないでいること、もう一つはエステや不慣れな医師・看護婦によるトラブルに起因するものです。

まず、諸外国で実施されているケミカルピーリングは、弱いものもありますが、非常に強いピーリング(ハードピーリング)もあります。これは本当に顔の皮一枚剥いでしまうような治療で、皮膚の深いところまで薬品を作用させ、しわ・しみごと剥がしてしまいます。実施して1週間は顔にかさぶたができ、社会生活は送れませんが、劇的な効果があります。しかしながら、日本人に実施すると強すぎて、顔の表情が乏しい仮面様の顔貌になったり、後で色素沈着(しみ)ができたりしますので、適応を選ばないと悲惨なことになります。

次にトラブルによるものですが、これは弱い酸を用いても、長時間作用させれば深くまで浸透してしまうために強いピーリングと同じ結果になってしまうのです。この原因は、ピーリングに使用する薬剤の性質を熟知していないことや、不慣れなために皮膚の変化が把握できないこと、手際が悪いために薬剤の中和・ふき取りに時間がかかり、結果として長時間作用させてしまうこと、酸の濃度の選択が誤っていることなどが挙げられます。特に医師の監督下に実施していない場合は、トラブルが起こってから医師に報告するなどという事態が起こり得ます。

ケミカルピーリングは皮膚を溶かすという作用があります。ですから十分経験を積んだ医師の元で治療を受ける必要があります。逆に正しい知識を持った医師の調合によるピーリングは滅多にトラブルは起こしませんので、安心して治療を受けて下さい。


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